アスベスト(石綿)調査|必要性・方法・注意点を徹底解説
こんにちは!中四国でアスベスト(石綿)調査・除去工事をおこなっています西日本アスベスト調査センター(NARC)のブログ担当です。
古い建物の解体やリフォーム工事を進める中で、アスベスト(石綿)に関する不安や疑問を抱える方は多いのではないでしょうか?
本記事では、アスベストの基本知識から、調査の必要性や具体的な手順、注意点まで詳しくご紹介します。
この記事を読むと、アスベスト調査の全体像が分かり、正しい知識を持って工事を進めることができます。
特に建物の解体や改修工事を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
アスベスト(石綿)とは?
アスベスト(石綿)とは、天然の鉱物繊維の一種で、耐熱性・絶縁性に優れていることから、建築資材として広く使用されてきました。
しかし、アスベストの微細な繊維を吸い込むと、肺がんや中皮腫など深刻な健康被害を引き起こすことが分かり、現在では使用が禁止されています。
アスベストが使用されていた主な建材
スレート板 | 屋根材や外壁材として使用されている |
吹付材 | 天井や柱などに使用され、アスベストの含有率が高い |
耐火被覆材 | 火災対策としてビルや工場の柱・梁に使用 |
保温材・断熱材 | ボイラーや配管の周辺に使われている |
アスベストが使用されている建物は、築30年以上のものが多いため、解体や改修の際には調査が必要です。
アスベスト調査が必要な理由
健康被害を防ぐため
アスベストを吸い込むことで、肺の病気(肺がん・石綿肺・中皮腫)を発症するリスクがあります。調査を実施し、適切な対応を取ることで健康被害を防ぐことが可能です。
法令遵守のため
現在、大気汚染防止法や労働安全衛生法により、アスベストが使用されている可能性のある建物では、事前調査が義務付けられています。調査を怠った場合、罰則が科せられる可能性もあります。
工事の安全性を確保するため
調査を行わずに工事を進めると、アスベストが飛散し、現場作業員や周辺住民への影響が広がる可能性があります。
アスベスト調査の流れと方法
アスベスト調査は、以下の手順で行われます。
1. 事前調査
建物の図面や施工履歴を確認し、アスベスト使用の可能性がある部位を特定します。
2. 現地調査(目視調査・サンプリング)
現場で目視確認を行い、必要に応じて建材のサンプリング(採取)を実施します。
3. 分析調査
採取したサンプルを専門機関に送り、顕微鏡や分光法でアスベスト含有の有無を分析します。
4. 調査報告書の作成
分析結果に基づき、アスベストの有無や含有量、必要な対策についてまとめた報告書を作成します。
アスベスト調査の注意点と業者選びのコツ
信頼できる業者を選ぶポイント
資格の有無 | アスベスト調査は「建築物石綿含有建材調査者」の資格が必要です。 |
実績の確認 | 過去の調査実績が豊富な業者は、安心して任せられます。 |
見積もりの透明性 | 費用の内訳が明確であることが重要です。 |
悪質業者に注意
格安をうたう業者の中には、適当な調査で済ませる場合もあります。結果的に、再調査や追加費用が発生するリスクがあります。
アスベストが見つかった場合の対処法
アスベストが発見された場合、主に以下の方法で対処します。
1. アスベスト除去
完全に取り除く方法です。費用はかかりますが、将来的なリスクをゼロにします。
2. 封じ込め
アスベストを固定剤で固め、飛散を防ぐ方法です。
3. 囲い込み
アスベストが含まれた建材をボードやシートで覆い、飛散を防ぎます。
作業には専門的な技術が必要なため、必ず資格を持つ業者に依頼しましょう。
まとめ
この記事では、アスベスト(石綿)調査の必要性や手順、注意点について詳しく解説しました。
建物の安全な解体や改修工事には、適切な調査と対策が欠かせません。
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