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煙突に入っているアスベストの特徴と注意点|種類・見分け方・除去費用と補助金活用法

煙突に使用されるアスベストついて詳しく解説します。

こんにちは。西日本全域でアスベスト調査・除去を手がけている西日本アスベスト調査センター(NARC)のブログ担当です。

古い工場や商業施設の煙突には、過去に施工されたアスベスト(石綿)断熱材が残っているケースが少なくありません。知らずに解体工事を進めると、粉じん飛散による健康被害や法的トラブルに発展する可能性があります。

この記事では、煙突に使われるアスベストの種類・見分け方・除去費用の内訳、さらに補助金制度まで詳しく解説します。工場改修や大規模解体を検討している事業者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

煙突に使われるアスベストの種類と特徴

煙突に使用されるアスベストは耐火性や断熱性を目的に施工されたものが多く、建物の用途や時代によって種類が異なります。特に1970年代から1980年代にかけて建築された住宅や工場では、複数のタイプが存在します。以下では主な種類と特徴を紹介します。

耐火レンガ型(断熱材タイプ)

高温に耐えるために煙突内部に耐火レンガ型のアスベスト断熱材が施工されているケースがあります。このタイプは厚みがあり、長期間にわたって断熱性能を維持しますが、経年劣化で繊維が剥がれ微細な粉じんが発生するリスクがあります。解体や補修時は専門業者による事前調査と適切な除去が必要です。

吹き付けアスベスト

断熱・防火目的で煙突内部に直接吹き付けられたアスベストは、表面が柔らかく手で触れると簡単に剥離します。老朽化すると飛散性が極めて高く、わずかな衝撃で空気中に石綿繊維が舞う危険があります。特に改修工事の際は厳格な養生と除去手順が求められます。

石綿セメント管

軽量で施工が容易なため、住宅用の小型煙突によく使用されました。見た目は通常のセメント管に似ていますが、アスベスト繊維を含むことで強度と耐火性が向上しています。外観からの判別が難しく、専門的なサンプリング検査が不可欠です。

煙突のアスベストを見分けるための3つのチェックポイント

煙突にアスベストが含まれているかどうかを正確に判断するには、複数の視点から確認することが大切です。

施工年代の確認

昭和40年代から平成初期に建築された住宅や工場の煙突は特に注意が必要。この時期はアスベスト使用率が高く、解体や改修前に専門調査を依頼することが重要です。

図面や仕様書のチェック

建築図面や工事仕様書に、「石綿」「アスベスト」と明記されていれば使用の可能性が高いです。保管されている書類を確認し、早期に状況を把握しましょう。

専門家によるサンプリング調査

肉眼では判断不可能なため、有資格者による試料採取と電子顕微鏡分析が最も確実です。西日本アスベスト調査センター(NARC)など専門機関への依頼が安全で確実です。

【費用相場と補助金】煙突アスベスト除去費用の内訳

煙突に含まれるアスベストの除去には複数工程があり、高さや構造、周辺環境によって費用が大きく変動します。以下では相場の目安と費用を抑える方法を解説します。

煙突アスベストの除去費用

除去費用の目安

  • 住宅用小型煙突(高さ数メートル程度):おおよそ20万円〜50万円
  • 工場や施設の大型煙突(高さ10メートル以上):おおよそ100万円〜300万円

高さがある煙突や搬入経路が狭い現場では、足場設置や養生シートの追加費用がかかることもあります。

費用内訳の一例

  • 事前調査費用:1検体3万〜5万円(サンプリング・分析)
  • 養生・足場設置費用:10万円〜100万円
  • アスベスト除去作業費:20万円〜200万円
  • 廃材搬出・処分費用:10万円〜50万円

これらの費用は煙突の高さ・径・周辺環境やアクセス条件によって増減します。

費用を安く抑える3つのコツ

  1. 自治体の補助金を活用
    各自治体では、数十万円規模の補助金制度を設けています。年度ごとに予算枠があるため、早めに環境課へ相談しましょう。
  2. 複数業者から相見積もり
    2社以上から見積もりを取り比較することで、工法や足場費などの適正価格を把握できます。
  3. 建物解体と同時依頼
    住宅や工場の解体工事と一括発注すれば足場・養生の重複コストを削減できます。特に大型煙突では足場費用削減の効果が大きいです。

活用できる補助金制度と申請のポイント

中四国エリア(岡山県・広島県・香川県・愛媛県・徳島県・高知県・山口県・兵庫県西部など)では、
アスベスト除去工事に対して数十万円規模の補助金制度を設けている自治体が増えています。

  • 申請に必要な書類:事前調査結果報告書・除去計画書・見積書
  • 早めの行動が重要:補助金は年度ごとに予算枠があり、締切前でも終了することがあります。

工事計画が決まり次第、早めに各自治体の環境課や建築指導課へ確認しておくことが、費用を抑える大きなポイントです。

よくある質問(FAQ)

Q1:煙突のアスベスト除去にはどのくらいの期間がかかりますか?

A1:住宅用の小型煙突であれば、調査から除去完了までおおよそ1〜2週間程度が目安。工場や高さ10メートルを超える大型煙突の場合は、足場設置や養生に時間を要し、2週間〜1か月ほどかかるケースもあります。

Q2:アスベスト調査は個人でも依頼できますか?

A2:はい、個人でも専門業者に直接依頼可能です。西日本アスベスト調査センター(NARC)では中四国全域(兵庫を含む)で対応しており、調査から報告書作成、除去工事の手配までワンストップ対応しています。

Q3:煙突以外の部分にもアスベストが残っている可能性はありますか?

A3:はい。屋根材・外壁材・断熱材・下地調整剤など他の部位にもアスベストが使用されている可能性があります。煙突以外も併せて調査を依頼することで、後の追加工事や予想外の費用を防ぐことができます。

まとめ|アスベスト調査・除去はNARCへ安心してご依頼ください

煙突に使用されたアスベストは見た目では判別できず、専門的な調査が必須です。昭和40年代〜平成初期の建物では法令に基づく事前調査と安全な除去作業が求められます。費用相場や補助金制度を理解し、信頼できる専門業者に早めに相談することが、安心かつコストを抑えた工事への第一歩です。

西日本アスベスト調査センター(NARC)は、岡山・広島・香川・愛媛・徳島・高知・山口・兵庫西部など中四国全域で対応。アスベスト調査から除去工事までワンストップでサポートします。多数の実績を持つ西日本アスベスト調査センター(NARC)なら、個人様・法人案件にも柔軟に対応できますので、安心してご相談ください。

厚生労働省「アスベスト(石綿)情報」のページはこちら

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法令遵守はもちろん、安全管理や環境保全の徹底、的確な調査と除去で多くのお客様から信頼をいただいています。
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Writer この記事を書いた人

西日本アスベスト調査センター(NARC)

1988年設立の当センターは、岡山を拠点に中四国エリアでアスベスト調査・除去を専門としています。豊富な経験と専門知識を持つチームで、安全かつ迅速なサービスを提供。このブログではアスベストに関する重要な情報や安全対策を発信していきます。

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