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石綿含有建材の種類とそのリスクとは?

こんにちは!中四国でアスベスト(石綿)調査・除去工事をおこなっています西日本アスベスト調査センター(NARC)のブログ担当です。

この記事を読んでいただいているということは、石綿含有建材について詳しく知りたいとお考えでしょうか?

この記事では、石綿含有建材の基本からリスク、見分け方、安全対策、そして除去と処分方法までを詳しく解説します。

この記事を読むことで、石綿含有建材に関するあらゆる疑問や悩みが解決するはずです。

解体工事を検討している方や、建物の安全性に関心がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

石綿含有建材とは?

石綿含有建材とは、石綿(アスベスト)が含まれている建築材料のことを指します。

石綿は、耐熱性や強度、絶縁性に優れているため、過去には広く建築材料や工業製品に使用されていました。

しかし、その後、石綿が健康に重大なリスクをもたらすことが明らかになり、多くの国で使用が制限されるか、完全に禁止されています。

石綿含有建材が問題視される主な理由は、石綿の繊維が空気中に放出され、それを吸入することで健康被害を引き起こす点にあります。

吸入された石綿繊維は、肺や腹腔に蓄積し、中皮腫や肺がん、アスベスト症などの重篤な疾患を引き起こすリスクがあります。

そのため、石綿含有建材の取り扱いには十分な注意が必要であり、除去作業は専門の業者に依頼することが推奨されます。

石綿含有建材の種類

石綿含有建材にはいくつかの種類があります。以下は主な種類です。

クロシドライト(青石綿)

クロシドライトは、高い耐熱性を持つため、工業用の断熱材として使用されていました。しかし、健康へのリスクが非常に高いため、現在では使用が禁止されています。

アモサイト(茶石綿)

アモサイトは、特にパイプ被覆材やボイラーの断熱材として使用されていました。クロシドライト同様、健康リスクが高いため、現在では規制されています。

クリソタイル(白石綿)

クリソタイルは、他の石綿に比べて柔軟性があり、建築材料や自動車部品などに広く使用されていました。現在では、多くの国で使用が制限または禁止されています。

石綿含有建材のリスク

石綿含有建材には、以下のようなリスクがあります。

健康リスク

石綿を吸入することにより、中皮腫や肺がん、アスベスト症などの深刻な疾病が引き起こされる可能性があります。特に、長期間にわたって石綿に曝露されると、そのリスクは大きくなります。

環境リスク

石綿は環境中に放出されると、周囲の空気や土壌、水を汚染する可能性があります。これにより、広範囲にわたる健康被害が発生する恐れがあります。

法律や規制について

多くの国で、石綿の使用は厳しく規制されています。建物の解体やリノベーションを行う際には、適切な手続きを踏まなければなりません。

石綿含有建材の見分け方

専門的な検査方法

サンプリングとラボ分析
専門の検査機関に依頼して、建材のサンプルを採取し、顕微鏡や化学分析を行います。この方法が最も確実で正確です。

X線回折(XRD)
X線を使用して、建材中の石綿鉱物を特定する方法です。非常に高精度で信頼性があります。

分散染色顕微鏡(PLM)
特定の染料を使用して、顕微鏡下で石綿繊維を識別する方法です。迅速かつ比較的低コストで行えます。

自己診断のポイントと注意点

建材の年代を確認
一般的に、1970年代以前に建てられた建物には石綿が含まれている可能性が高いです。特に断熱材、屋根材、床材、防火材などに注意が必要です。

建材の種類を確認
断熱材、スレート屋根、ビニールタイル、パイプ被覆材、セメント板など、石綿が使用されていた典型的な建材を確認します。

ラベルやマークをチェック
石綿含有の可能性がある建材には、石綿使用を示すラベルやマークが付いていることがあります。これらを確認することで、石綿含有の可能性を判断できます。

外観と感触
石綿含有建材は、多くの場合、ざらざらした感触や繊維質の外観を持っています。ただし、これだけで判断するのは危険です。自己診断だけでは正確性に欠けるため、専門家の検査を受けることが重要です。

専門家への依頼

信頼できる検査機関を選ぶ
石綿検査の専門機関に依頼することで、正確な結果を得ることができます。実績や認証を持つ機関を選ぶことが大切です。

定期的な点検とモニタリング
石綿含有建材が確認された場合、定期的な点検とモニタリングを行い、石綿繊維の飛散を防ぐ措置を講じる必要があります。

石綿含有建材の安全対策

石綿含有建材を安全に扱うためには、以下の対策が必要です。

建材の取り扱い方法

石綿含有建材を扱う際には、飛散を防ぐために湿らせて作業を行います。専門的な設備と技術が必要です。

保護具の使用

作業中は必ず防塵マスクや防護服を着用し、石綿の吸入を防ぐことが重要です。

法的義務と遵守事項

石綿を含む作業を行う際には、法令を遵守し、適切な手続きを踏むことが求められます。特に、作業後の廃棄物処理に関しては厳格な規制があります。

石綿含有建材の除去と処分方法

石綿含有建材の除去と処分には、以下の手順があります。

除去の手順

まず、除去する建材を湿らせて飛散を防ぎます。その後、専門の業者が防護具を着用して安全に除去作業を行います。

専門業者の選び方

石綿の除去は、必ず資格を持つ専門業者に依頼することが必要です。業者選びの際には、実績や口コミを参考にすることが大切です。

廃棄物の適正処理方法

除去した石綿含有建材は、法令に基づいて適切に廃棄する必要があります。廃棄物処理業者に引き渡し、最終処分まで責任を持って行います。

まとめ

石綿含有建材のリスクと対策について、基本情報から具体的な除去方法までを解説しました。石綿は健康に重大なリスクをもたらすため、安全に取り扱うことが不可欠です。専門の業者に依頼し、法令を遵守して適切に対処しましょう。

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Writer この記事を書いた人

西日本アスベスト調査センター(NARC)

1988年設立の当センターは、岡山を拠点に中四国エリアでアスベスト調査・除去を専門としています。豊富な経験と専門知識を持つチームで、安全かつ迅速なサービスを提供。このブログではアスベストに関する重要な情報や安全対策を発信していきます。

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