こんにちは!中四国でアスベスト(石綿)調査・除去工事をおこなっています 西日本アスベスト調査センター(NARC) のブログ担当です。
建物の解体やリフォームを検討している際、「アスベストの適切な処理はどうすればいいの?」「収集運搬業者を選ぶ基準が分からない」といった疑問を抱える方は多いです。
特に、アスベストは専門の業者でなければ処理できず、法律に基づいた収集運搬が義務付けられています。
この記事では、アスベスト(石綿)収集運搬業者の役割や、適切な業者の選び方、費用相場、補助金制度について詳しく解説 します。
この記事を読むことで、安心してアスベストの収集運搬を依頼するための知識が身につきます。
こんな方におすすめ!
アスベストを含む建物を解体予定の方 |
アスベストの適切な処理方法を知りたい方 |
信頼できるアスベスト収集運搬業者を探している方 |
最後まで読んで、ぜひ参考にしてください!
アスベスト(石綿)とは?収集運搬が必要な理由
アスベスト(石綿)は、耐熱性や断熱性に優れた鉱物繊維で、昭和中期~平成初期にかけて多くの建材に使用されていました。しかし、人体に有害であり、吸入すると肺がんや中皮腫のリスクが高まる ことが判明し、日本では2006年に全面使用禁止となりました。
アスベストの主な使用建材
✔ 吹き付け材
✔ スレート波板
✔ 石綿含有成形板(ケイカル板)
✔ 石綿セメント管
収集運搬が必要な理由
アスベスト含有建材を撤去した後、適切な運搬と処分が必要 です。
法律に基づき、アスベストは「特別管理産業廃棄物」に分類され、無許可業者による処理や不適切な廃棄は法律違反となります。
したがって、専門の収集運搬業者へ依頼しなければなりません。
アスベスト(石綿)収集運搬の流れ
① 事前調査と計画
アスベスト含有の有無を調査し、適切な撤去・処分計画を立てます。
② アスベストの撤去作業
専門業者が飛散防止対策を講じながら、法令に従って撤去します。
③ 収集運搬業者による適正処理
アスベスト収集運搬業者が、厳重な梱包と適切な運搬方法 で処理施設へ運びます。
④ 最終処分
最終処分場で、適切に処理されます。処分完了後、「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」を受け取り、適正処理の証明がされます。
アスベスト(石綿)収集運搬業者の選び方とポイント
① 許可を取得しているか確認
アスベストの収集運搬には、「産業廃棄物収集運搬業許可」が必要です。無許可業者を利用すると、処分不適切のリスクがあるため注意しましょう。
② 費用の明確性
悪質な業者は、処分費用を不透明にし、高額な請求を行う場合があります。見積もりを複数社比較し、適正な料金であるか確認しましょう。
③ 施工実績が豊富か
実績が多い業者は、安全対策や処理能力が高く、適切な処分を行えます。口コミや過去の事例をチェックすると安心です。
アスベスト(石綿)収集運搬の費用相場と補助金制度
アスベスト(石綿)収集運搬の費用相場
アスベストの収集運搬費用は、建物の規模や処理方法によって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
建材の種類 | 収集運搬費用の目安(円) |
---|---|
吹き付けアスベスト | 15,000~30,000円/㎡ |
スレート屋根 | 3,000~7,000円/㎡ |
石綿含有ケイカル板 | 5,000~12,000円/㎡ |
※費用は目安であり、業者や地域によって変動します。
補助金・助成金制度
自治体によっては、アスベストの適正処理を支援する補助金制度がある ため、必ず確認しましょう。例えば、岡山県・広島県では、老朽化した建物のアスベスト除去に対する助成金制度がある 場合があります。
まとめ
✔ アスベストは法律で厳しく規制されており、適切な収集運搬業者に依頼する必要がある
✔ 無許可業者に依頼すると罰則対象になるため、必ず許可業者を選ぶ
✔ 費用相場は、建材の種類や規模によって変動するため、事前見積もりを確認する
✔ 自治体の補助金制度を活用すると、費用負担を抑えられる
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