こんにちは!中四国でアスベスト(石綿)調査・除去工事をおこなっています西日本アスベスト調査センター(NARC)のブログ担当です。
「建物の解体を考えているけど、アスベスト(石綿)工事ってどれくらいかかるの?」「工事期間が長引いたら困るな…」と、お悩みではありませんか?
建物のアスベスト(石綿)除去は、専門的な知識と時間が必要なデリケートな作業です。
特に、アスベスト(石綿)の工事期間は、建物の状況によって大きく変わるため、事前に正確な目安を知っておくことが非常に重要になります。
この記事では、アスベスト(石綿)工事の工事期間の目安や、工事期間を長引かせないためのポイントについて、専門家目線でわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、アスベスト(石綿)工事の具体的な工事期間のイメージが湧き、安心して工事を依頼できるようになります。
また、工事期間を短縮するための具体的な対策も知ることができ、スムーズに工事を進めるための準備ができます。
解体工事を検討している方、建物の所有者や管理責任者、
アスベスト(石綿)工事の期間はどのくらい?
「**アスベスト(石綿)工事って、一体どれくらいかかるの?」これは、私たちがお客様から一番よく聞かれる質問です。
実際に、アスベスト(石綿)の除去工事にかかる工事期間は、建物の規模やアスベスト(石綿)の使用状況によって大きく異なります。
目安としては、最短で1日から、長ければ1ヶ月以上かかるケースもあります。
アスベスト(石綿)工事は、大きく分けて「事前調査」「工事計画」「除去工事」「完了検査」の4つのステップで進行します。
たとえば、あるお客様の倉庫の屋根材にアスベスト(石綿)が含まれていることがわかり、除去工事の依頼をいただきました。
この倉庫は規模が比較的小さく、アスベスト(石綿)の飛散リスクも低かったため、事前の準備をしっかり行った結果、除去工事自体は3日間で完了しました。
しかし、別のお客様のビルの改修工事では、複数の箇所にアスベスト(石綿)が使用されており、安全対策や作業員の配置、近隣への周知に時間を要したため、工事が完了するまでに2週間以上かかったこともあります。
このように、アスベスト(石綿)の工事期間は、単純な作業量だけでなく、様々な要因によって変動するのです。
工事期間を左右する4つの要因
アスベスト(石綿)の工事期間は、さまざまな要因によって変動します。
ここでは、特にアスベスト(石綿)の工事期間を大きく左右する4つのポイントについて、詳しく解説します。
アスベスト(石綿)の種類と飛散性
アスベスト(石綿)は、その飛散性によってレベル1から3に分類され、それぞれに異なる規制と作業方法が定められています。
レベル1のアスベスト(石綿)は、飛散性が非常に高く、専門の作業員が厳重な管理下で作業を行う必要があります。
具体的には、作業区域全体を隔離し、負圧除じん機を設置するなど、厳格な安全対策が求められます。
そのため、アスベスト(石綿)のレベルが1の場合、他のレベルに比べて工事期間が長くなる傾向にあります。
たとえば、以前担当した古いビルの解体現場では、吹き付けアスベスト(石綿)(レベル1)が使用されていました。
この場合、作業員の安全確保と近隣住民への配慮から、飛散防止のための養生作業に丸1日以上を費やしました。
また、アスベスト(石綿)の除去作業自体も慎重に進める必要があり、通常の解体工事に比べて工事期間が大幅に長くなりました。
建物の大きさや構造
アスベスト(石綿)が使用されている建物の大きさや構造も、工事期間に影響を与えます。
建物の規模が大きければ大きいほど、アスベスト(石綿)の除去面積も増え、それに伴い作業時間も長くなります。
また、建物の構造が複雑な場合、作業員が安全に作業できる足場を組む必要があり、その準備に時間がかかることもあります。
ある住宅の解体現場では、屋根材と壁材の両方にアスベスト(石綿)が含まれていました。
しかし、この住宅は平屋で構造がシンプルだったため、作業はスムーズに進み、工事期間も比較的短く済みました。
一方で、別の複数階建ての商業ビルの解体では、各階の天井や床、柱にアスベスト(石綿)が使用されており、階ごとに作業を進める必要があったため、工事期間は長期にわたってしまいました。
作業箇所の広さと量
アスベスト(石綿)が使用されている箇所の広さや量も、工事期間を左右する重要な要素です。
アスベスト(石綿)の除去面積が広ければ広いほど、作業にかかる時間も長くなります。
また、アスベスト(石綿)含有建材の量が多ければ多いほど、除去後の廃棄物処理にも時間がかかります。
私が過去に携わった工場跡地の解体工事では、広大な敷地内に点在する複数の建物にアスベスト(石綿)が含まれていました。
屋根材、壁材、床材、そして配管の保温材まで、あらゆる場所にアスベスト(石綿)が使用されていたため、アスベスト(石綿)の撤去だけで数週間を要しました。
さらに、大量のアスベスト(石綿)廃棄物の運搬と処分にも時間がかかり、最終的な工事期間は計画よりも大幅に伸びてしまいました。
近隣への配慮と安全対策
アスベスト(石綿)工事は、周辺環境への影響を最小限に抑えるための厳重な安全対策が不可欠です。
工事前に近隣住民への周知や説明を行い、アスベスト(石綿)の飛散防止のために養生作業を徹底的に行います。
これらの準備に時間をかけることで、安全性を確保し、安心して工事を進めることができます。
アスベスト(石綿)工事は、環境への影響が大きいため、近隣住民の方々にご理解いただくための説明会を開くこともあります。
この説明会を通じて、工事の目的や安全対策について丁寧に説明することで、工事期間中のトラブルを未然に防ぎ、スムーズな進行を促すことができます。
工事期間を短縮するためのポイント
アスベスト(石綿)の工事期間をできるだけ短く抑えたいと考えるのは当然です。ここでは、工事期間を短縮するための具体的なポイントを3つご紹介します。
信頼できる専門業者を選ぶ
アスベスト(石綿)の除去工事は、専門的な知識と豊富な経験が必要です。数多くの実績を持ち、高い技術力を持つ専門業者を選ぶことで、工事の効率が上がり、工事期間の短縮につながります。また、事前に詳細な調査と綿密な工事計画を立てることで、工事中の予期せぬトラブルを減らすことができます。
事前の準備をしっかり行う
工事を始める前に、建物のアスベスト(石綿)含有状況を正確に把握しておくことが重要です。アスベスト(石綿)の事前調査をしっかりと行うことで、工事計画を立てやすくなり、スムーズなアスベスト(石綿)の除去作業につながります。
補助金や助成金の活用を検討する
地方自治体によっては、アスベスト(石綿)の調査や除去工事に対して補助金や助成金制度を設けている場合があります。これらの制度を事前に確認し、活用することで、費用面での負担を軽減し、計画的にアスベスト(石綿)工事を進めることができます。
まとめ
この記事では、アスベスト(石綿)の工事期間の目安や、工事期間を左右する要因、そして工事期間を短縮するためのポイントについて解説しました。
アスベスト(石綿)工事の工事期間は、建物の状況によって大きく異なりますが、適切な知識と準備があれば、安心してスムーズに工事を進めることができます。
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