こんにちは!中四国でアスベスト(石綿)調査・除去工事をおこなっています西日本アスベスト調査センター(NARC)のブログ担当です。
「古い建物のアスベストって、劣化してたら危ないのかな…?」そんな不安を感じていませんか?
築年数が経過した建物では、アスベスト(石綿)の経年劣化が進み、健康被害につながるリスクが高くなります。 この記事では、アスベストの経年劣化が進む原因や見分け方、健康への影響、そして具体的な対処法まで詳しく解説します。
この記事を読むことで、アスベストの劣化リスクに早めに気付き、適切な対応を取るためのヒントが得られます。
築30年以上の建物をお持ちの方、空き家を管理している方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
アスベスト(石綿)の経年劣化とは?
アスベストは1970〜1990年代を中心に使用されていた建材で、耐火性・断熱性に優れ、多くの住宅・施設に使われてきました。
しかし、年月の経過とともに雨風や紫外線、振動などにより徐々に劣化し、繊維が空気中に飛散しやすくなる性質があります。
特に屋外に面したスレート屋根や外壁材、換気の悪い室内天井などは、劣化が早く進みやすいポイントです。
経年劣化したアスベストは、放置すると飛散リスクが高まり、住人や作業者の健康被害を引き起こす恐れがあります。
アスベストが劣化する主な要因
アスベストの劣化を進行させる要因は以下の通りです。
・太陽光による紫外線の影響(屋根・外壁) ・湿気・結露による腐食(浴室天井・トイレの壁など)
・建物の揺れや経年劣化によるヒビ割れ
・施工後の長期未使用や放置による自然劣化 これらの要因が複合的に作用することで、アスベストの劣化が進みます。
経年劣化によるアスベストの見分け方
経年劣化したアスベストは、見た目や建物の築年数などから判断することが可能です。
ただし、自身での確認は危険を伴うため、専門業者による調査を推奨します。
劣化のサインとは?
劣化したアスベストは、以下のような特徴が見られます。
・表面に粉がふいている
・ひび割れや欠けが見られる
・素材に触れるとポロポロ崩れる
・白っぽい繊維が露出している
このような症状が見られたら、アスベストの劣化を疑い、早急な調査が必要です。
経年劣化したアスベストの健康被害と飛散リスク
アスベストが劣化して飛散すると、空気中に微細な石綿繊維が浮遊し、それを吸い込むことで健康被害が発生します。
その被害は重篤で、以下のような病気を引き起こす可能性があります。
主な健康被害
・アスベスト肺(石綿肺):石綿を長期間吸い込むことで肺が線維化し、呼吸が苦しくなる病気。
・中皮腫:肺や腹部の膜に発生するがんで、アスベスト特有の疾患。発症まで30~40年かかることも。
・肺がん:アスベストとの関連が指摘されており、喫煙者は発症リスクがさらに高まる。
・胸膜肥厚・胸水:非がん性でもアスベストにより発生する健康障害です。 これらの疾患はすべて発症までに時間がかかるため、劣化に気づいた時点での早期対応が重要です。
経年劣化したアスベストへの対処法
劣化が疑われるアスベスト建材は、必ず専門業者による調査と対応が必要です。
以下は基本的な対処の流れです。
調査と処理の流れ
1. アスベストの含有調査:サンプル採取と分析を行い、石綿の有無を特定します。
2. 劣化度に応じた対応:封じ込め処理か、完全除去かを判断。
3. 安全対策を講じた除去作業:作業エリアを密閉し、飛散防止措置を講じながら撤去を行います。
4. 適正な廃棄処理:特別管理産業廃棄物として、法令に従って処理します。 アスベスト作業には資格と知識が必要です。必ず認可業者に依頼してください。
まとめ
アスベスト(石綿)は経年劣化により飛散リスクが高まり、健康被害につながる重大な問題を引き起こします。 見た目の異常や築年数の経過が気になる方は、早めのアスベスト調査をおすすめします。
私たち西日本アスベスト調査センター(NARC)は、迅速・丁寧・確実な対応を心がけ、安心安全な環境づくりをサポートします。
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