こんにちは!中四国でアスベスト(石綿)調査・除去工事をおこなっています西日本アスベスト調査センター(NARC)のブログ担当です。
「古い家の解体を考えているけれど、屋根材にアスベスト(石綿)が使われていないか不安…」「もしアスベスト(石綿)が含まれていた場合、どうすれば安全に撤去できるのだろうか」と、現在、多くの解体工事を検討されている方が、このような疑問や悩みを抱えているのではないでしょうか。
特に古い家の屋根材は、建材としてアスベスト(石綿)が広く使用されていた時期と重なっており、その不安は当然のことです。
この記事では、古い家の屋根材におけるアスベスト(石綿)含有の可能性、調査の義務化、具体的な製品の見分け方、安全な除去方法、そして費用や補助金制度に至るまでを、完全に網羅してご紹介します。
この記事を読むと、古い家の屋根材に含まれるアスベスト(石綿)に関する全ての疑問が解決し、安全かつ適法に解体工事を進めるための具体的な道筋が分かります。
古い家の解体・リフォームを検討しており、屋根材のアスベスト(石綿)について知りたい方、安全な工事の進め方に不安を感じている方はぜひ最後まで読んでみてください!
1. 古い家の屋根材におけるアスベスト(石綿)問題とは?解体工事前の基礎知識
古い家を解体する際に避けて通れないのが、屋根材に含まれるアスベスト(石綿)の問題です。アスベスト(石綿)は、過去にその優れた耐火性、断熱性、強度から「奇跡の鉱物」と呼ばれ、1970年代から2000年代初頭にかけて古い家をはじめとする多くの建物の屋根材や外壁材に広く使用されてきました。しかし、飛散した繊維を吸い込むことで中皮腫や肺がんなどの深刻な健康被害を引き起こすことが判明し、現在は原則として製造・使用が禁止されています。
古い家の屋根材にアスベスト(石綿)が使用されていた背景とその危険性
古い家の多くは、アスベスト(石綿)が建材として全盛期だった時期に建てられています。特に屋根材の主材料として使われた石綿含有スレート(一般に「カラーベスト」や「コロニアル」と呼ばれる製品の一部)は、その耐久性の高さと安価さから爆発的に普及しました。この古い家の屋根材に含まれるアスベスト(石綿)は、普段の生活で直ちに危険なわけではありませんが、古い家の解体やリフォーム、あるいは屋根材の経年劣化によって建材が破壊され、石綿の極めて細い繊維が大気中に飛散すると、吸入による健康リスクが生じます。
古い家の解体工事におけるアスベスト(石綿)事前調査の義務化について
2022年4月の「大気汚染防止法」改正により、古い家を含む一定規模以上の建築物や工作物の解体・改修工事を行う際、事前にアスベスト(石綿)含有建材の有無を専門家が調査することが義務付けられました。この事前調査は、古い家の屋根材はもちろん、建物のすべての部分が対象となります。調査結果は都道府県など自治体への報告が義務付けられており、もし古い家の屋根材からアスベスト(石綿)が検出された場合、法令に基づいた適切な飛散防止対策を講じた上で除去工事を行う必要があります。この事前調査を怠ると、解体工事の依頼者や施工業者に罰則が科せられる可能性があるため、古い家の解体時には非常に重要です。
アスベスト(石綿)含有の可能性がある古い家の屋根材の種類と見分け方
古い家の屋根材として、アスベスト(石綿)が含まれている可能性が高いのは、主に石綿含有スレート(波形・平板)です。見た目だけでの正確な判断は困難ですが、古い家の建築時期(1970年代~2004年頃)と屋根材の製品名から推測することは可能です。例えば、アスベスト(石綿)含有製品の代表的なものとしては、1990年代初頭までに製造された「コロニアル」の一部製品などが挙げられます。正確に見分けるためには、西日本アスベスト調査センター(NARC)のような専門の調査機関による分析調査が必須となります。
2. 古い家の屋根材に使用されたアスベスト(石綿)含有建材の特定方法と製品例
古い家の屋根材にアスベスト(石綿)が含まれているかどうかを特定するには、古い家の建築図面や建材の仕様書を確認することから始めます。しかし、書類が残っていないケースも多いため、最終的には屋根材を採取して分析試験を行うことになります。
注意すべき「石綿含有スレート」など古い家の屋根材によく見られるアスベスト(石綿)建材
古い家の屋根材で最もアスベスト(石綿)含有率が高いのは、「スレート材」です。特に、薄い板状の屋根材で、主成分がセメントと石綿で構成されています。アスベスト(石綿)は屋根材の強度を上げる補強材として約5~10%の割合で練り込まれていました。これらの古い家の屋根材は、建材自体が堅く、割れたりしない限りアスベスト(石綿)が飛散しにくい「非飛散性アスベスト(石綿)」に分類されますが、解体工事で破砕される際には、石綿の繊維が空気中に放出される危険性が高まります。
専門家が行う古い家の屋根材アスベスト(石綿)のサンプリング調査の流れ
古い家の屋根材のアスベスト(石綿)調査は、西日本アスベスト調査センター(NARC)のような専門家が行います。まず、古い家の屋根材の目視調査で特定箇所を選定します。次に、その屋根材のごく一部を慎重に採取(サンプリング)し、この際に石綿が飛散しないように、採取箇所を湿潤化するなどの飛散防止措置を徹底します。採取された屋根材は、JIS規格に基づいた分析機関で、偏光顕微鏡などを用いてアスベスト(石綿)の有無や種類を精密に分析されます。
古い家の屋根材のアスベスト(石綿)レベル(発じん性)と対策の違い
アスベスト(石綿)含有建材は、その発じん性(石綿繊維が空気中に飛散する危険性)によってレベル1からレベル3に分類されます。古い家の屋根材に使用される石綿含有スレートの多くは、発じん性が比較的低い「レベル3」に分類されます。しかし、レベル3であっても、解体時には適切な作業計画と飛散防止対策が必須です。一方、発じん性が高いレベル1(例:吹付け石綿)の場合は、古い家の屋根材以外にも使用されている可能性があり、より厳重な隔離措置と作業基準が求められます。
3. 古い家の屋根材にアスベスト(石綿)があった場合の健康リスクと影響
古い家の屋根材に含まれるアスベスト(石綿)は、健康に対する潜在的なリスクを抱えています。アスベスト(石綿)繊維は非常に細かく、一度吸入すると肺に残り、長い潜伏期間を経て重篤な健康被害を引き起こす可能性があります。
古い家の屋根材の劣化によるアスベスト(石綿)飛散の仕組みとリスク
古い家の屋根材は、風雨や紫外線にさらされることで、徐々に表面が劣化・風化していきます。特にひび割れや欠損が生じると、屋根材内部に含まれていたアスベスト(石綿)繊維が剥き出しになり、自然の風や雨によって極めて微量ながら空気中に飛散するリスクが生じます。日常的な飛散量は少ないものの、これが長期間にわたって続くと、古い家の居住者や近隣住民の健康に影響を及ぼす可能性があります。
アスベスト(石綿)による中皮腫や肺がんなど健康被害の具体的な事例
アスベスト(石綿)繊維を吸入することによって引き起こされる代表的な健康被害には、「中皮腫」、「肺がん」、「石綿肺(じん肺)」などがあります。これらの病気は、アスベスト(石綿)を吸入してから発症するまでに10年~50年という非常に長い潜伏期間があることが特徴です。特に中皮腫は、アスベスト(石綿)が唯一の確実な原因物質とされており、治療が非常に難しい病気です。古い家の屋根材解体時に飛散した石綿を吸入することが、将来的な健康被害のリスクを高めることになります。
古い家の屋根材解体・改修作業における作業員の安全対策と専門業者の重要性
古い家の屋根材に含まれるアスベスト(石綿)を取り扱う作業員は、最も高い健康リスクにさらされます。そのため、解体・改修工事を行う専門業者は、防じんマスク(高性能フィルタ付き)や保護衣の着用、作業場所の隔離(養生)、作業中の湿潤化、負圧除じん装置の設置など、法令で定められた厳重な飛散防止対策を徹底して行う必要があります。これらの対策は、アスベスト(石綿)除去の専門知識と技術を持った西日本アスベスト調査センター(NARC)のような業者でなければ、適切に実施することはできません。
4. 古い家の屋根材のアスベスト(石綿)調査にかかる費用と相場について
古い家の解体工事を進めるには、まず屋根材のアスベスト(石綿)調査が必須です。この調査費用は、古い家の建材の量や採取するサンプルの数、分析方法によって変動します。
古い家の屋根材アスベスト(石綿)調査の費用内訳と適正な価格設定
古い家の屋根材アスベスト(石綿)調査にかかる費用は、主に「現地でのサンプリング費用」と「分析機関での分析費用」に分けられます。屋根材のように建材が特定しやすい場合、サンプリングは比較的短時間で済みますが、分析費用は1検体あたり数万円程度が相場となります。西日本アスベスト調査センター(NARC)では、古い家の屋根材の種類や石綿の含有可能性を事前にヒアリングし、必要最小限の検体数で正確な調査結果が得られるように適正な価格設定を提案しています。
複数の専門業者に古い家の屋根材調査を依頼する際の相見積もりの重要性
古い家の屋根材アスベスト(石綿)調査費用は、業者によって差が出ることがあります。これは、サンプリングの方法や分析を委託する機関、また移動費用などが異なるためです。適正な費用で質の高い調査を受けるためには、古い家の屋根材調査を専門とする複数の業者から相見積もりを取ることが重要です。その際、単に価格の安さだけでなく、調査実績や資格の有無、報告書の内容の分かりやすさなども総合的に評価することが大切です。
5. 古い家の屋根材のアスベスト(石綿)除去・封じ込め・囲い込み工法とその特徴
古い家の屋根材にアスベスト(石綿)が含まれていた場合、主に「除去」「封じ込め」「囲い込み」の3つの対策工法が検討されます。
最も安全性が高い古い家の屋根材アスベスト(石綿)の「除去工法」のメリット・デメリット
除去工法は、古い家の屋根材からアスベスト(石綿)含有建材を完全に撤去し、産業廃棄物として適切に処理する最も確実な方法です。
| メリット | デメリット |
| 古い家の屋根材からアスベスト(石綿)を完全に排除するため、将来的な飛散のリスクをゼロにできます。 | 古い家の屋根材の解体・撤去作業を伴うため、3つの工法の中で最も費用が高く、工期も長くなります。 |
| アスベスト(石綿)対策が必要な建材がなくなるため、古い家の建物の売却や将来的なリフォームが容易になります。 | 古い家の屋根材を撤去する際に、アスベスト(石綿)繊維の飛散リスクが一時的に高まるため、厳重な養生と飛散防止対策が必須です。 |
| 古い家の屋根材を新しい建材に葺き替えるため、建物の耐久性や美観を向上させることができます。 | 古い家の屋根材の撤去後の廃棄物処理に、特別管理産業廃棄物としての手続きと高い処理費用がかかります。 |
| 古い家の屋根材の改修後に、アスベスト(石綿)に関する法的規制や将来の法改正の影響を受ける心配がなくなります。 | 古い家の屋根材の撤去作業中は、騒音や振動が発生するため、近隣住民への十分な配慮と事前説明が必要です。 |
飛散防止を目的とした古い家の屋根材アスベスト(石綿)の「封じ込め工法」のメリット・デメリット
封じ込め工法は、古い家の屋根材に浸透性固化剤を吹き付けてアスベスト(石綿)繊維を固着させ、飛散を防ぐ方法です。
| メリット | デメリット |
| 古い家の屋根材を撤去しないため、除去工法に比べて費用を大幅に抑えることができ、工期も短く済みます。 | 古い家の屋根材内部にアスベスト(石綿)が残存するため、建材が劣化・破損すると再び石綿が飛散するリスクが残ります。 |
| 古い家の屋根材をそのまま利用するため、廃材の処分費用が発生せず、廃棄物処理の手間が軽減されます。 | 古い家の屋根材に固化剤を塗布しただけでは恒久的な対策とはならず、将来的に塗り替えなどのメンテナンスが必要になります。 |
| 古い家の屋根材の解体作業がないため、アスベスト(石綿)飛散の危険性が最も低い状態で工事を行うことができます。 | 古い家の屋根材のアスベスト(石綿)含有建材は残るため、将来古い家を解体する際にはアスベスト(石綿)除去費用が別途発生します。 |
| 古い家の屋根材の構造強度にほとんど影響を与えないため、建物の安全性への懸念が少なくなります。 | 古い家の屋根材の建材の劣化状態によっては、固化剤が十分に浸透せず、封じ込め効果が限定的になる場合があります。 |
古い家の屋根材を覆う「囲い込み工法」のメリット・デメリットと適用条件
囲い込み工法は、古い家の屋根材を新しい建材で完全に覆い隠し、アスベスト(石綿)を密閉する方法です。
| メリット | デメリット |
| 古い家の屋根材の撤去費用がかからないため、除去工法よりも工事費用が安価になり、解体時の飛散リスクも抑えられます。 | 古い家の屋根材の重量が増加するため、建物の耐震性や構造設計に十分な検討が必要となり、適用できない場合があります。 |
| 古い家の屋根材を新しい防水性の高い建材で覆うため、建物の防水性や断熱性、遮熱性が同時に向上します。 | 古い家の屋根材を完全に密閉しても、アスベスト(石綿)自体は残存するため、将来的な完全除去の費用は避けられません。 |
| 古い家の屋根材の上に新しい屋根材を設置するため、工期が比較的短く、古い家の住民生活への影響が最小限に抑えられます。 | 古い家の屋根材が著しく劣化している場合、上から覆いかぶせることで、古い家の屋根材自体の崩壊リスクが高まる場合があります。 |
| 古い家の屋根材のアスベスト(石綿)が外部環境から完全に遮断されるため、現在における飛散リスクを大幅に低減できます。 | 古い家の屋根材の隙間に湿気がこもりやすく、アスベスト(石綿)以外の建材の腐食やカビ発生のリスクが考えられます。 |
6. 古い家の屋根材アスベスト(石綿)除去工事にかかる費用相場と工期の目安
古い家の屋根材のアスベスト(石綿)除去工事の費用は、古い家の規模や立地条件、選択する工法によって大きく変動します。
古い家の屋根材の種類や工法によって変動するアスベスト(石綿)除去費用
古い家の屋根材のアスベスト(石綿)除去費用は、主に「養生・隔離費用」「撤去費用」「アスベスト(石綿)特別管理産業廃棄物処理費用」で構成されます。特に、廃棄物処理費用は古い家の屋根材に含まれる石綿の量に比例し、高額になりがちです。一般的な古い家(延床面積30坪程度)の屋根材のアスベスト(石綿)除去工事の場合、除去工法では150万円〜300万円程度が相場となることが多いですが、古い家の屋根材の損傷状況などによって費用は大きく変わります。
古い家の屋根材アスベスト(石綿)除去工事の工期を左右する要因と一般的な期間
古い家の屋根材のアスベスト(石綿)除去工事の工期は、古い家の屋根材の面積、石綿の種類、天候、そして何よりも厳重な養生・隔離に要する時間によって左右されます。古い家の屋根材のアスベスト(石綿)がレベル3の場合、一般的な除去工法では、養生から撤去、屋根材の再設置まで含め、約1週間から2週間程度が目安となります。西日本アスベスト調査センター(NARC)では、安全性を最優先しつつ、古い家の屋根材の工事計画を立案し、工期の短縮に努めています。
7. 古い家の屋根材のアスベスト(石綿)除去工事で活用できる補助金・助成金制度
古い家の屋根材のアスベスト(石綿)対策工事には、多額の費用がかかるため、国や自治体による補助金制度を活用することが重要です。
国や自治体による古い家の屋根材アスベスト(石綿)除去に関する支援制度
古い家の屋根材のアスベスト(石綿)除去工事には、各自治体(市区町村)が独自に設けている補助金・助成金制度が利用できる場合があります。多くの場合、古い家の屋根材調査費用の一部や、アスベスト(石綿)除去工事費用の一部を助成対象としています。助成額は自治体によって異なりますが、工事費用の1/2から2/3程度、上限数十万円としているケースが多く見られます。
補助金申請に必要な条件と古い家の屋根材除去工事を始める前の注意点
古い家の屋根材のアスベスト(石綿)除去に関する補助金・助成金を申請するには、いくつかの条件があります。
一般的に、古い家が個人所有であること、事前調査でアスベスト(石綿)含有が確認されていること、そして解体・除去工事の契約前に申請を行うことなどが挙げられます。西日本アスベスト調査センター(NARC)では、古い家の屋根材の調査から補助金申請のサポートまで一貫して行い、お客様が制度を確実に活用できるよう支援しています。
8. 古い家の屋根材アスベスト(石綿)調査・除去業者を選ぶ際の重要な3つのポイント
古い家の屋根材のアスベスト(石綿)対策は、専門的な知識と技術が不可欠です。信頼できる業者を選ぶことが、安全で適法な工事成功の鍵となります。
実績と資格を持つ、古い家の屋根材アスベスト(石綿)に関する専門性の高い業者か
古い家の屋根材のアスベスト(石綿)調査・除去工事を行う業者は、「アスベスト(石綿)調査者」の資格保有者が在籍しているか、そして特定石綿被害建設作業等を行った経験と実績が豊富にあるかを確認することが重要です。西日本アスベスト調査センター(NARC)は、中四国エリアでの豊富な古い家の屋根材調査・除去実績を有しており、確かな専門知識に基づいた安全な施工を提供します。
古い家の屋根材アスベスト(石綿)除去後の産業廃棄物処理まで適正に行えるか
古い家の屋根材に含まれていたアスベスト(石綿)は、除去工法を行った場合、法律に基づき「特別管理産業廃棄物」として厳重に処分しなければなりません。業者を選ぶ際は、古い家の屋根材アスベスト(石綿)の収集・運搬、最終処分を適法に行う許可や契約を確実に有しているかを確認することが非常に重要です。不適切な処理は、業者だけでなく依頼者にも責任が及ぶ可能性があります。
近隣住民への配慮や適切な情報提供を徹底する古い家の屋根材専門業者か
古い家の屋根材アスベスト(石綿)除去工事は、近隣住民の健康や生活環境に影響を与える可能性があるため、工事前の丁寧な説明と配慮が不可欠です。古い家の屋根材のアスベスト(石綿)飛散防止策や工期、時間帯など、詳細な情報を事前に近隣住民へ適切に提供し、理解を得る姿勢を持つ業者を選ぶべきです。
9. 西日本アスベスト調査センター(NARC)による古い家の屋根材アスベスト(石綿)調査の実例
私自身、西日本アスベスト調査センター(NARC)のブログ担当として、日々古い家の屋根材アスベスト(石綿)に関するご相談を受けています。先日、岡山県内で築45年の古い家の解体を予定されているお客様から、「屋根材が石綿含有スレートかどうか見てほしい」というご依頼がありました。
築40年の古い家の屋根材からアスベスト(石綿)が発見された際の調査から除去までの流れ
お客様からのご依頼を受け、すぐに現場に向かいました。
古い家の屋根材は、当時の標準的なスレート瓦でした。目視では判断が難しいため、お客様立ち合いのもと、屋根材の目立たない箇所を湿潤化し、慎重に検体採取を行いました。
数日後、分析機関から「クリソタイル(白石綿)」が検出されたという報告を受けました。この古い家の屋根材はレベル3アスベスト(石綿)に該当するため、お客様に除去工法をおすすめしました。
その後、西日本アスベスト調査センター(NARC)は、古い家の屋根材周辺を厳重に養生し、飛散防止剤を散布しながら、一枚一枚丁寧にアスベスト(石綿)含有の屋根材を撤去しました。
撤去後も、HEPAフィルター付きの掃除機で清掃を行い、古い家の屋根材からのアスベスト(石綿)が完全に飛散していないことを確認しました。
お客様の不安を解消した古い家の屋根材アスベスト(石綿)に関する丁寧な説明と対応
古い家の屋根材にアスベスト(石綿)が検出されたお客様は、当初、健康被害や費用の面で大きな不安を抱えていらっしゃいました。
私たちは、検出されたアスベスト(石綿)の種類と危険性の程度を専門用語を使わずに分かりやすく説明し、法的な義務や、利用可能な補助金制度についても具体的にご紹介しました。
古い家の屋根材の除去工法を選択されたお客様には、工事の全工程を事前に図面と写真で説明し、日々の進捗も丁寧にご報告しました。
結果として、「古い家の解体に際して、屋根材のアスベスト(石綿)を完全に除去してもらえて安心した」と、大変感謝の言葉をいただきました。
まとめ
古い家の屋根材にアスベスト(石綿)が使用されている可能性は非常に高く、解体や改修を検討する際には、アスベスト(石綿)調査と適切な対策が必須となります。
事前調査の義務化、除去・封じ込め・囲い込みといった工法の違い、費用相場、そして補助金制度の活用など、知っておくべき情報は多岐にわたります。
古い家の屋根材のアスベスト(石綿)対策は、ご自身の健康と、将来の資産価値を守るために欠かせない投資です。
中四国エリア【兵庫含む】(岡山・広島・山口・島根・鳥取・香川・徳島・愛媛・高知)でのアスベスト調査・除去を検討している方は、迅速な対応で選ばれている西日本アスベスト調査センター(NARC)の記事を参考にしてくださいね!
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